2018年3月13日火曜日

包括原理


形は空間中のどこにでも、どの様にでも存在している
ので重なっている形も存在可能です。



同様に時間の流れの中における
形のパターン同士も
重複が可能です。

形のパターンが別の形のパターンと
領域を共有したとしても それぞれの
パターンが阻害される訳ではないからです。



例えば上の様な直線があるとします。
(数字は位置の目安として付けています。)

時間の流れの中で考えると
この直線の中には点が左から右に向かって
1・2・3…と移動していくパターンが
含まれていると言えるし
右から左へ5・4・3…と移動していく
パターンも含まれています。


両パターンは互いに一つの直線を共有していますし
交差する瞬間は完全に同じ位置を共有する事になりますが
その事はそれぞれのパターンを阻害する事を意味しません。
つまり両方のパターンは独自性を維持できます。

この
「形のパターンが他の形のパターンと領域を共有しても
それぞれの形のパターンは阻害されない」
という事を 
包括原理と呼ぶ事にします。


ただし世界において実際に重なるかどうか
それぞれの世界に依存する話、
世界次第、規格次第、状況次第と言えます。

なお、重なった形同士が融合して
一つの形になったとみなされる事もあり得ますが、
これも状況や規格次第です。

つまり

融合なのか重複なのか
重複した部分だけを見ていては判断出来ず
前後の状況や他の形のパターンと共に
判断される事だと言えます。

例えば衝突した2つの物体が
重なった後に貫通すれば
一瞬、重なっただけという事になるし
重なったまま離れなくなったら
融合したと判断されたりする事が想定されます。

まぁ当たり前みたいな話ですね。


まとめ

時空さえあれば形のパターンは
いくらでも重なる事が出来る

ただし世界において実際に重なりが生じるかどうか
はその世界の物理法則や状況次第となる。



[ホーム]   [次へ]

0 件のコメント:

コメントを投稿